こんにちは!終活アドバイザーのいぶきです。
今回は2025年の1月~3月にあった終活に関する制度の変更点や新しいサービスなどの最新情報について紹介します!
また、それらに対して終活をする側として、どう対応すればいいかについても個人の視点も交えながら解説していきます。
ご自身とそこまで関係ないことは「へー、そうなんだー」くらいに読んでいっていただければ嬉しいです🙂
遺族年金制度の改正

2025年の年金制度改正が行われ、遺族年金制度について変更がありました。
主な変更点としては2つピックアップして紹介していきます。
①遺族年金が終身給付から5年の有期給付に変更
そもそも遺族年金とは、夫と死別した妻が就労し生計を立てることが困難であり、経済的に厳しくなるという背景にあたり、妻に対して30歳未満の場合には有期給付、30歳以上の場合には期限の定めのない終身の給付制度のこと。
ざっくり言うと
🤔役所:一家の大黒柱の旦那さんが亡くなったら奥さん大変だよね。。
🙂役所:じゃあ30歳以上の女性はいまから働くのが大変だろうから無期限に給付しよう!
という制度だったのですが、今回の変更によって
男女ともに支給されることになり、さらに5年間のみの有期給付となりました。
つまり
🤔役所:男女の社会格差も少なくなってきてるし、男性でも女性でも受け取れた方が平等だよね。
😅役所:だけど2倍も国からお金出すのは無理だから、最大5年までにしよう!トータル予算も節約できそうだし。
といった感じです。
もちろん、ここまで単純な話ではないものの、時代の変化に合わせた変更かなと思います。
※受給額は亡くなった配偶者の「老齢厚生年金×3/4」から「満額」へ変更されます。
亡くなった配偶者の老齢厚生年金が20万円の場合、今までは「20万円×3/4=15万円」で15万円の支給でしたが、今後は満額(4/4)支給されるため、20万円の支給になります。

とりあえず5年間は支えてあげるけど、後は自分で頑張って働いて!
みたいな方針ですね。
【変更前】


今まで男の人は55歳以下だと1円も支給されない制度だったんだ。。
【変更後】


既に遺族厚生年金をもらっている人は現行制度で終身までもらえる予定なんだね。

あと、図解にも書いているけど子供がいる家庭では現行通り18歳になるまで支給されるよ。
日本の社会保険はまじで手厚い。
また、60代以上についても現行通りの制度のまま変更はありません。

制度変更の背景や詳細について知りたい方はこちらを参照してください
→遺族年金制度等の見直しについて‐厚生労働省
★遺族年金制度の変更に対してどう対応する?
基本的には今度の生活に足りない金額を計算して、必要な分だけ生命保険をかけておく。
考え方そのものは今回の制度変更による前と変わりません。
ただ、5年間の有期期間となったため必要金額は増える想定で考えた方がいいです(おそらく「遺族年金のみで暮らす」という選択肢がなくなるかと思います)。
なので過剰な金額を掛けるというよりは、しばらくの生活に困らないくらいの適切な金額の生命保険をかけておくとよいでしょう。
本ブログでは楽天生命の楽天生命保険をおススメしています🙂
一番シンプルな掛け捨て型であり、不要なオプションがないので。
生命保険についてはこちらで詳しく解説しています。
→【相続対策】終活における生命保険(死亡保険)の役割について解説!
現実として、40代の人が亡くなる確率は0.1%(1000人に1人)と言われており、決して他人事ではないんですよね。
保険は仕組み上「不幸の宝くじ」とも言われており、起こると生活ができなくなることに対してはきちんと保険をかけておきましょう。
(生命保険は必要ですが、がん保険などは不要です。いらない。)
ちなみに幸運の方の宝くじの当選確率はこんな感じ(笑)
- 年末ジャンボ宝くじ: 0.000005%
- サマージャンボ宝くじ: 0.00001%
- ドリームジャンボ宝くじ: 0.00001%
- ロト7: 約0.0000097%
- ロト6: 約0.000016%
圧倒的に死亡リスクの方が高い、、
②収入制限の撤廃
2つ目は収入制限の撤廃です。
今までの制度では年収850万円未満の収入制限があり、それ以上の年収の場合遺族年金を受け取れませんでした。
(年収850万は、厚生年金の標準報酬月額の上位約10%に当たる年収)
今までは、
🤔役所:旦那さん亡くなったけど、奥さんが850万も稼いでいるから遺族年金とか別にいらなくね?
という考え方だったのが、これが2025年の改正によって撤廃されたというわけです。
理由は以下の通り(厚生労働省)
配偶者との死別は生活状況を激変させ、収入の多寡にかかわらず、被保険者の死亡による収入減少の影響を受けることから、激変緩和のための一時的な生活再建の支援を目的として、収入要件を廃止する。
今まで850万円以上稼いでいた人であっても
😥死別によって色んな影響があるから、今後の年収がどうなるか分からないよね
という視点が入った感じです。
心理学的にも、精神的な負担の第一位が「配偶者との死別」になってます。


この手の論文はよく読んだりしたけど、どのデータをみても「配偶者の死」がダントツで一位だね。

42位のクリスマス気になるー。。
★収入制限の撤廃に対してどう対応する?
収入制限の撤廃について、終活する上では特段何か行動を変える必要なないかと思います。
対象の人はラッキーだったねくらいの感覚でいいかと(笑)
ただ、今後高齢化が進む日本で「社会保険制度の改悪」は避けられないため、過度にあてにするのは禁物です。
遺族年金は申請しないともらえないため、注意しましょう。
また、被保険者が亡くなった日の翌日から5年間で時効となるため、期間を過ぎた後に申請しても遺族年金を受け取ることはできません。
デジタル終活ワンストップサービスの開始

次は制度ではなく「新しいサービスが始まったよ」といった情報です🙂
高齢化に伴って、終活の需要が高まってきているのですが、意外と厄介なのが「デジタル終活」。
服や家具といった目に見える「もの」であれば、本人が亡くなった後に処分すればそれで済むのですが、
デジタル品の場合、
😥IDやパスワードが分からず、相続や遺品整理などでトラブルになった
😥サブスクに入っていたこと知らなくて解約ができず支払いが溜まっていた
といった事態が起こるわけです。
そこで、デジタル品によるトラブルを解決するために、
2025年2月に遺品整理「まごころプランナーズ」を運営する、株式会社151-A(いちごいちえ)がエコパソ株式会社と提携して、「デジタル終活ワンストップサービス」を開始しました。
一言でいうと、デジタル機器のID、パスワード等のデータ保管から削除代行までを行うサービスです。

デジタル遺品について全面的にサポートしてくれるということだね。
サービスの詳細(公式)はこちら(PDF)
運営会社のまごころプランナーズのHPはこちら
(「デジタル終活ワンストップサービス」について動画で紹介もしています。)
具体的なサービス内容としては以下の通り🙂
大きく3コースあります。

①梅コース
・初期費用 5千円
・サービス費用 3万円
★サービス内容:年一回のヒアリングとパスワード管理
②竹コース
・初期費用 1万円
・サービス費用 5万円
★サービス内容:①に加えて、携帯データの取出と削除、SNS系のアカウント削除
③松コース
・初期費用 1.5万円
・サービス費用 10万円
★サービス内容:②に加えて、PCデータ削除、金融系アカウント削除、サブスク系アカウント閉鎖、お仕事算タスクのリスト作成サービス、故人から遺族へのビデオレター

コースの違いは分かりやすいね。
メリットとしては、第3者が介入するのでデジタル遺産をきちんと引き継げる安心感があること。
また、年一回ヒアリングをしてくれるため、自分が契約しているサービスなどの内容が可視化ができるのもいいと思います。
毎年、管理と共に契約内容を見直すことで、その時その時で最適化をするきっかけにもなりそうです。
😥家計管理するの面倒くさいな、、
🤔パスワード関係はしっかりと残しておきたい
といった人にはおすすめです!
一方で、注意点としては契約期間が20年で、延長する場合は追加費用がかかること。
あとは正直、自分で頑張ればできる(笑)。
※削除も契約数が少なければ遺族にとってそこまで手間ではないので。

平均寿命が85歳くらいだとすると、65歳以下は追加料金がかかりそうだね。

ターゲットの年齢層としては65歳以上かなと思ったよ。
かつ、デジタルが苦手な人に向けたサービスの印象だね。
★デジタル終活ワンストップサービスってやった方がいいの?
結論、デジタル終活が面倒であれば是非やってほしいです。誰でもデジタル終活はやってほしい。
ただ、自分でできるのであれば別にいらない。

いやどっちなのよ。

このブログを読んでくれている人であれば、終活に前向きな方が多いと思うので、自分でできると思ってるよ!
個人的な主観ですが、マクドナルドで「健康的な野菜バーガー」を売っているイメージ。
昔、実際に販売されたのですが、あまり売れなかったんですよね。。

🤔健康志向ならそもそもマックには行かないし、
😅マックにいく時くらい好きなものを食べたい。
というのが売れなかった理由。
正直、今回の「デジタル終活ワンストップサービス」も性質は割と似ていて、
🤔終活をまじめに考えているなら自分でできるし、
😅終活に興味がないなら、そもそもこのサービスを知らない。
といった感じ(笑)
ただ、違いがあるとすれば「身近な人に勧める」にはすごくいいと思います。
特に、生前にスマホのパスワードを教えたくない(エンディングノートも生前のうちに誰かに見られるのは嫌)といった人にとっては、
秘密も守れますし、何か終活のきっかけになるという意味ではすごく価値があります。
このサービスでは、遺族から情報開示を求める必要があるため、生前から「契約してるよー」ということは伝えないといけません。
まとめ
高齢化社会が進む日本において、終活の重要性は日々高まっています。
また、今自分が高齢でなかったとしても、人生何が起こるか分かりません。
だからこそ元気なうちに少しでも終活を進めていきましょう!

ちなみに当ブログでは、LINEでゆる終活する方法も紹介していますよー
※現在作成中。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました🙂